自分の人生で、自分の生活が大きく変わったり、視野がぐっと広がるような、そうした転換点になるような経験ってどれだけあとあるんだろうとふと考える。何に、どれくらい自分が挑戦するかで、だいぶ変わるのだと思う。川沿いで石を拾いながら、たまに足を突っ込むだけではなく、川に入ってどこか遠くに運ばれていくのを自分で許容するような。
そういう経験を沢山したいと思うのに、何だか想定内の自分で毎年が終わっている気がするのがつまらない。それは自分のせいだということは知っている。なんか今年は動き始めたい
やるぞー
自分の人生で、自分の生活が大きく変わったり、視野がぐっと広がるような、そうした転換点になるような経験ってどれだけあとあるんだろうとふと考える。何に、どれくらい自分が挑戦するかで、だいぶ変わるのだと思う。川沿いで石を拾いながら、たまに足を突っ込むだけではなく、川に入ってどこか遠くに運ばれていくのを自分で許容するような。
そういう経験を沢山したいと思うのに、何だか想定内の自分で毎年が終わっている気がするのがつまらない。それは自分のせいだということは知っている。なんか今年は動き始めたい
やるぞー
12/13
自分の人生を、より刺激的でエキサイティングな方向に進める嗅覚が鈍っている。例えば、新しいお店に行って、普段食べないメニューを頼んだり。そうしたことも、ぐっと減ってしまった気がする。
記憶を辿ると、自分の保守的な感覚の強まりはとても意識的なもので、制作等を気持ち穏やかに集中してコツコツ進めたいとまず思っていて、それには体調も大事にしなければならなかったこと(昨年みたいに入院するわけにはいかない)、顔を出す場を限定したりしんどそうなことは少し頻度を下げたりしたことなどがきっかけだと思う。それらの延長に「新しいメニューを食べない」というのがやや入ってきたのだと思う。
なのにもかかわらず、理由は全く違えど、また体調というか体を壊し(実家の片付けを手伝っていたら肩を痛めてしまい、普通にしていても右手が痺れてくるので、楽器を持つのが気持ち的にしんどくなり、進めていた制作を一旦ストップして、もう休むことにした。休んで少し良くなってきている)、あれよあれよと冬には気持ちがベコベコになってしまった。
こう毎年どこかしら体を壊してくると、人生一度なのだと思う気持ちが強くならざるを得ない。なら、もっと私は刺激に生きて良いのでは?ただ、一歩間違えれば破滅的な方向に導かれてしまうぞというのは自分の性質として痛いほどよくわかっている。
20代の頃と同じように何にでも感動できるわけじゃない。嫌味に聞こえていたら申し訳ないですが、そういう意味ではない。ある程度歳を重ね、否応に積まれた経験がある分、自分の足で動かないと、新しい何かには出会えない。モノの見方を変えれば、新しいものに出会えるなんてこともあるかもしれない。違う方向から置かれた花瓶を眺めるにしたって2、3歩は動かないとならないだろう。そのたかが2、3歩がきっと大事なんだろうけど、わかりつつ私はいつも同じデスクに座っている。
そんなこと考えていたら、20代の頃の私の刹那的な感情が押し寄せてきた。あの時は、これから人の家に泊めてもらうにもかかわらず、深夜に生ニンニクを躊躇なくラーメンに入れたんだっけか!
ぱっと思い出したエピソードがこんな程度なのかとビビるものの、私の刹那、快楽、目の前のモノに対する好奇心の欲求なんて、こんなレベルなんだ。破滅しないくらいのいい塩梅に自分に刺激を与えることだってできそうな気がしてきた。
来年は制作年。ソロのレコーディングもあるし、バンドのアルバム制作もある。今年はなるべく取り組むトピックス(ライブや制作)を減らしたし、ぐっと我慢して踏ん張れたと思う。ただ、それでも手帳を見ると、体力的にしんどくて半べそをかきながらアレコレやっていた月もある。一番印象深く覚えているのは、2月下旬か3月あたりで、やらなければいけないタスクが山積しすぎて、どれをどの順番で片付ければいいのか思考が働かなくなり、タスクをカードに書いて、夫にアドバイスをもらいながら、どれをどの順番でやるのか一緒に決めてもらったこともあった。自分で考える力や冷静な判断力も残っておらず、疲労困憊していたので、本当に助かったし、整理したらできそうな気がしたからほっとした。
手帳には今年の抱負を毎年書いていて、今年は「他の人に惑わされずにコツコツとマイペースで」と書かれている。体調を大きく崩さないように、頑張りすぎないけど、それでもポジティブな気持ち、自分は頑張れてるぞと満足できるような気持ちを維持しようと思ったから。
それなのに数ヶ月後には半べそをかいているわけなので、自分の波をコントロールするのって本当に難しい。そもそも、自分だけで波が生まれるわけでもない。他の方からの依頼が集中したら(ありがたいことです)その月が局所的に忙しくなる時もあるし、自分でコントロールできることが全てではない。
そんな色々を考えていたら、自分の体調だって、完全にコントロールできるわけはないし、色々しょうがないことに思えてきた。今は程々に頑張ろうじゃないか、制作に関しても、手を止めていない自分が偉いぞ。
来年の抱負は「破滅しないくらいのいい塩梅に自分に刺激を与える」。いつも食べてるA定食と、食べたことのないB定食があったら、なるべくB定食を選ぶ!新しいことを楽しむ!
9/21
Still House Plantsのライブを見に行く。以前たまたまCafeOTOのウェブサイトを見ていて知ったバンド。おそらく2枚目のアルバムを出した時くらいのタイミングだろうか。ふと思い出して最近活動しているのかなと調べたら、活動しているどころか3rdアルバムが出ていて、さらには来日公演が決定していてびっくりした!好きな割に情報に疎い。ちょうど空いていたのですぐ予約。ライブかっこよかったし、バンドっていいなと思った。この3人だからこの音楽になる。そういうロマンがあった。goatも久しぶりかっこよかったし、ものすごく盛り上がっていた!
ライブ前、お手洗いから出たら陽子さんが目の前にいてびっくりした。陽子さんもライブを見に来たよう。陽子さんに返信しなければならないメールがあったのにすぐ対応しておらず、あった瞬間「まずい!メール!」と思った。まずは謝罪。
9/25
ボタニーで開催されている嶺川さんの展示を見に行きたかったのだけれども、連日予定が詰まっていて、体力的に断念してしまった。今でも後悔している。
9/27
ミツメのライブatリキッドルーム。先週21日もリキッドだった。音楽と共に、昔の記憶がザーッと流れていく。私には確かにミツメの音楽と過ごした過去の時間があった。無人島にも絶対に持って行きたいと思っている。
なんとなくライブを見ながら記憶とか、時間の流れについて考えていた。しばらくミツメをライブで聞けないけれど、音源では聞けるし、なんなら音源は私の死後でも聞かれ続ける。今私が生きている世界線はミツメがいる世界線。その世界線で良かった。「幸せな話」好きな曲で聞けて嬉しかった。
9/28
BushBashで4grounds最終回。最後なので、とかはこの企画っぽくない気もしたけれども、最後なので4人で演奏する演目が欲しいなと思って作った曲。私はサックスを初めて人前で吹いた。曲自体は、結果的に面白い感じになった気がする。
冒頭一人でフルートを吹いたけれど、ここ最近サックスを練習していたからか、微妙に口の筋肉が変わってしまい、自分的に気持ちよく演奏できなかったのが悔やまれる。
サックスとフルートを両方吹いてみて思ったのは、やはりフルートという楽器はものすごく不安定な楽器なのだということ。サックスと比較して、空間に対して音の波が振動する量みたいなものが、圧倒的にフルートの方が少ない。フルートの方が上を滑っていくような音。音量もあまり出ない。早いパッセージでパパッと音を並べていくような音楽には向くけれど、一音を伸ばして圧を出して完成させるようなアプローチはサックスの方が圧倒的に向いている気がする。これを踏まえて、改めて、フルートでできることについて考え込んでしまった。フルートソロの制作は依然難航している。
土屋さん、浦さん、真剣さんのライブも面白かった。感想などはまた反省会で。打ち上げも良い感じだった、路上で缶ビール飲みながら焼き鳥。
9/29
七針でratelライブ。フジワラサトシさん、藤村さんの企画。
ここのところバンドという形態について考える機会が続いていたこともあり、漠然といいライブしたいなと思って意気込んでいたけれども、初めて生ピアノをアレンジ的に導入してみたり、etc新たな取り組みがあったことで、思考がてんやわんやしてしまい、正直あまり集中できなかった。バンドはそれぞれのメンバーが集まってこそバンドだと思うので、このメンバーで今できる音楽をトライしていくことに価値があると思う。1stALを作った時よりも、演奏的にそれぞれのキャラがまとまってきて、なんとなくバンドとして今はいい状態にある気がしている。いい状態がずっと私がおばあちゃんになるまで続いたらいいけど、そもそもおばあちゃんになるまでバンドが続くんだろうか、そんなことを考えると、刹那的な気持ちになる。
10/1
バンドで曲作りat自宅。曲作りのつもりが、全然曲ができず、実際は既存曲の練習と私のPCにある作りかけ曲の掘り起こしになってしまった。
10/5
シラオカと2マンで名古屋。レンタカー早朝に借りたにもかかわらず、事故渋滞に巻き込まれ、リハの順番を変えてもらい、さらには本番の時間も変えてもらう事態になってしまった。名古屋へ行くのに8時間。昼過ぎの時点でまだ神奈川県だったことには震えた。溝渕さんがお腹弱くてかわいそう。いつも通り、私とあやちゃんで交代しながら運転。事故が新たな事故を呼び、さらに渋滞明けの新東名では豪雨でまえが見えない。こういう大雨の高速道路にはratelの曲「漂流」が似合いそうだなと思って、PVのイメージをするためにかけてもらったけれど、雨の音が酷すぎて全く聞こえない。
到着してすぐリハ。(交代してくださったシラオカ本当にありがとうございました)リハ終わったらすぐ本番。
名古屋の方々の拍手がとても熱くて、本当に嬉しかった。アンコールは来るとほんとに思っていなかった。
シラオカは言うまでもなく素晴らしかった。小池さんのギターエフェクターの減衰、ドラムのブラシがスネアにあたる粒感、ギターの柔らかいアタックのフレーズ。ずっと聴いていたかった。はあ。
シラオカの皆さん、そして企画してくださったなぐあさん、ブラジルコーヒー、そして来てくださった皆さんが生み出すムードがどれも最高だった。大好き名古屋。
夜は3時近くまでメンバー+まきさんと飲み。その後ホテルの部屋であやちゃんとだべっていて(車の中でもほぼずっと話しているので、話しすぎていると思う)寝たのは4時過ぎな気がする。
翌日、喫茶ボンボンへ行き、ファイルアンダーへ行き、と名古屋を満喫。していたら、また帰路で渋滞に巻き込まれた。
予定よりもかなり遅れての帰宅。予定を変えてレンタカーを返す前に自宅に寄ることに。そのままあやちゃんも我が家へ。夕食、そしてハーゲンダッツを共に食べる。あやちゃん見送ってバイバイしたら疲れがどっときて、帰宅してサッと寝た。
9月-10月のratelのライブ告知
ratelは今年の夏、麓さんとのライブに加え、福島遠征と割と忙しかった。福島後、暫く夏休みだーというような気持ちで、珍しく半月ほどリハお休み。それぞれ羽を伸ばせただろうか。久しぶりに入ったリハでは私を含め他のメンバーも、チラホラ間違えたりしてしまったけれど、たぶん身体がなまってるだけなので、大丈夫だと思う。9月そして10月には計2本のライブがあるので、これらについてのお知らせです!
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2024.9.29(sun) 八丁堀七針@ftftftf_pr
start 17:30 adv ¥3,000
・フジワラサトシトリオ[フジワラサトシ(gt,vo),遠藤ふみ(pf),阿部真武(ba)]
・古里おさむと風呂敷き
・The Ratel
・ DJ 沖真秀
次のライブは9/29に七針。これは溝渕さんと職場が同じである藤村さん、そしてかつて職場が一緒だったフジワラサトシさんによる企画。ウミネコサウンズそしてウミネコカレー(大盛りのひよこ豆カレーを食べるのが至福)の古里さんの新しいバンド、そしてフジワラサトシサンさんのトリオ、沖真秀さんのDJといった、美味しいお酒でも飲みながらゆったり楽しむのに最高の日。
そしてフジワラサトシサンさんのトリオには遠藤さんと阿部さんがいる、というのも私がこの日を楽しみにしている一つの理由。即興などの場ではご一緒する機会はあるものの、バンドでのブッキングでお会いするのはとっても珍しい。見れるの/聴けるの嬉しいので楽しみ。ratelは割とやかましいバンドだけど大丈夫かなとか一瞬思ったけれども、こればかりはどうしたって仕方のないことなので、いつも通りにやろうと思う。
少し話が逸れますが、ratelはそんなに音量大きいバンドではないと思うのですが、もし音量大きいのが苦手な方がいたら、音量セーブできる耳栓等活用いただけたらと思う。かくいう私が音量大きいのが苦手なのでよく使っていて(なので、バンドの音量には音楽性を損なわない範囲で気を配ってはいます)、音量大きくしないと出せない音質や良くならない音楽の内容があることは理解できるし、そういうのも好きなのに、どうにも頭が痛いもしくは疲れてしまって楽しみきれないため、使っています。耳栓してたら嫌とかそういうのもないので遠慮なく活用してください。
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2024.10.5(土)
『The Ratel × シラオカ』
金山ブラジルコーヒー
open18:30/start19:00
adv.¥3,000/door ¥3,500(共に+1drink)
ご予約→nqlunch@gmail.com
七針の次は名古屋。これはシラオカとのツーマン。うわーどうしよう、たのしみ!想い高まり語彙が急に乏しくなってしまう。
以前パニスマとのスプリットを出した時に名古屋でライブをして、その時に来てくださったこいけさんが今回名古屋に呼んでくださった。
初めてお会いしたのは東京で個展をされた際だと思う。個展にてこいけさんがどのように普段制作されているか伺った内容が印象に残っている。感覚的な部分、計画的な部分、論理的な部分が共存している。絵と音楽の制作はまた違う部分も多いけれど、感覚/計画/論理性のバランスの取り方などは似ているのではないか。こいけさんの絵を自宅にも飾らせていただいており、毎日眺めて過ごしています。
そして、近年ではtaiko super kicksとのwwwでの演奏も素晴らしかったシラオカ。
急に話が飛び、私の生まれである千葉県の大原はすごく自然豊かなところで、よく野遊びをして育った。野原の中である特定の場所だけ、やたらと野草の種類が多く、珍しいものが密集していることがある。これは日当たり、その地面の養分、生えている木々や植物の相性など、自然の複雑な要因が偶然に幾つも合致して、そのような特別な磁場が生まれるということで、同じ条件を例えば庭で揃えても、うまくいかないことが多い。自然の複雑さは驚異的。
シラオカを見た時に、そういうことを思い出した、というのを日記を書きながら思い出した。完成された音楽から逆に内容を分析することはいくらでもできるけれども、これが生まれたきっかけには、野原の話と通じるような、少しずつの小さな要素が複雑に絡まった結果の特別な偶然がある気がする。
正直なところ名古屋でのライブにこいけさんが来てくださること自体も大変恐縮だったのですが、ライブ後にはLPも買ってくださるなど楽しんでいただけて、誠に嬉しかった!シラオカが見れるそして聴けるというだけで、浮き足立ってしまうのですが、お呼びいただいた以上、我々の任務は良いライブをすることなのでバシッと一発決めたい。
ちなみに以降の年内は曲作りに専念する可能性があり、やや早いけれども、年内最後のライブになるかもしれません。お越しいただけましたら嬉しいです。
8/24
郡山でライブのため車で移動。ライブ自体は落ち着いてできたと思う。サマリーさん、レベルワンエクスカリバー、 ジョンのサン等見れてよかった!ライブ後に一旦急いでチェックインしようということになり、車を動かしたら、下を擦ってしまいショックで思考停止した。。。今でも胃がいたい、、、結果、あやちゃんがレンタカー屋さんに丁寧に謝ってくれたことが功を奏したのか、少しお安くなっていてホッとした。。。
次の日、近くの産直スーパーでお買い物。買って帰った野菜や果物、どれもめちゃくちゃ美味しかった。安いし天国のよう。人生で食べた桃の中でベストスリーに入る甘さ・食感・香り!
車を擦ってしまったことについては、例の大反省ノートに記した。
8/31
ずっと悩んで画面を眺め続けていたが、意を決して楽器屋へ。サックスを買うべく!ネットで見ていたもの、実物を確認して店員さんともお話ししていたら、なんか違うなとなり、別の近くの楽器屋さんのものを購入することに。丁寧にご案内いただけてとても助かった。満足できる買い物ができたけれども、さてこれを吹けるようになるのだろうかと不安ではある。
何か本番が差し迫っているようなものでもないし、正直プレッシャーはゼロなのでむしろ楽しい。フルートからサックスを始める人は少ないと思うので、その観点から筋肉の構造など丁寧に整理しながら、両立するのに最も良い形を、時間がかかっても模索したいと思っている。
9/1
早速練習しようと思って吹いて、しまおうとスワブを通したら、スワブが詰まって、めちゃくちゃ焦った。調べたところサックスにスワブが詰まるのは、初心者あるあるらしい。初日からものすごいスピードで経験値を詰めている、そう思うことにしたが、内心「また楽器屋さん持って行くの恥ずかしいな」と思っていた。次の日の朝、憂鬱な気持ちのまま一旦ぐっと引き抜いてみるか、と思い気合を入れて一発やったらパコっとあっさり抜けた。よかった〜、、、、詰まらないようにスワブをかけるテクニックは初日に得たと思う。
練習日記的なものをつけたいなと思っているけれども、どうしようか。あまり手間のかかる形だとしんどいので定期的にまとめていくか。Youtubeなど見るとみんな熟練の人ばかりで、楽器始めたての人はあまりいない。始めたての人は、どうやってコツを掴んだり試行錯誤しているのだろう。もう大人なので最短距離で上手くなりたいというせこい気持ちがどうしても出る。楽器は練習しないと上手くならない。効率よく、かつ重要な練習は丁寧にやりながら、フルートの技術を損なわないように筋肉を鍛え、好みの演奏ができるようになりたい。