池田 若菜 | WAKANA IKEDA

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news - 2018.3

沢山ATTA・・・・・!その1

2月から3月にかけて、とにかく怒涛の・・・

・2.14 SCE TPAM / Ftarri

国際舞台芸術ミーティングのために新しく曲を書く。

とーにかくギリギリまでアイディアが出てこない。非常に困っていたところ、ふと以前考えていたアイディアがあったのを思い出してそれを演奏してみました。5人中3人は部屋にいて演奏、他の2人は屋外でそれを演奏して室内に向けて無線で音を飛ばす。ただ、全然リハーサルで電波状況を確認しきれなかったこともあり、屋外の確保してた演奏場所の電波が微弱すぎて、私はかなり焦っていました。自分は外にいて演奏しているから、中の状況を完璧には把握できない。。。結果、音的にもすごく面白いものになったし、なんだかとても反応は良かった。

かなりヒヤヒヤしていたけど、結構危険おかしてでもトライしてみたりするのって大事だなと改めて思った。どうなるか想像つくようなこと、やっても仕方ない時もある。それが鉄板芸を見せる、みたいなものでは無いのならばなおさら。

この日、再度トライしてみたい大きいアイディアの軸みたいなものを得た気はする。

・2.17 Record Snore Day / cafe barney

小柳さん、そしてミツメのnakayaanさん、マオさん、トリプルファイヤーの鳥居さんの4人がチームでやっているRecord Snore Dayというイベントにゲストでお呼ばれしたので彩ちゃんと共にDJ。

みなさんが持ってきてたレコードもすごく勉強になったし、知らないやつばかりだったな〜。

曲聴きながらみんなでお喋りして紹介し合うみたいな機会は意外と無く、やはりプレイリストとかで紹介し合うのとは違ってその場で話して盛り上がれるのが楽しいし嬉しい。ほぼ人生で初のDJ体験だったのですが、フロアの雰囲気とかを音楽でガラッと変えることができるんだなーと改めて感じた。(レコ屋で長年バイトしていて、BGMはいつも選んでいるからそういう視点は持っていなかったわけではないはずがハッとした)

好きな音楽をどうぞ、とのことだったので完全にそれベースで選曲していましたが、お客さんに向けてこれ聞いてゆったりしてほしいなあ〜とかそういう時間の過ごし方の提案みたいなものもできるんだなと思って新しかった。感覚的な話。

イベントは後半になるにつれて人がもりもり増えて、最後はいっぱいだった。雰囲気もかなり良い。ファンミーティングみたいな感じでもなく、純粋に音楽好きだったりする人が多い印象も受けRSDこういうイベントに育てられているのは本当にすごい。

また客としても遊びに行きます!

Cafe Barneyは本当に素敵なお店!

・2.18 SCE w Johnny Chang / Ftarri & 2.19 SCE w Johnny Chang / l-e

日本で4年前くらいに初めて一緒に演奏して以来、ベルリンでも幾度となくお世話になっているヴィオラ/ヴァイオリン奏者のジョニーさん。本当に素晴らしい音楽家で私はファン。イメージしている音のニュアンスに技術がきちんと伴っていて、繊細な表現も、繊細なだけに終わらせることなく演奏できる稀有な方。どっちが欠けていてもバランスが悪くなるところに思う。

両日とも彼の曲を演奏。とてもシンプルなルールの曲だけれど、初めて体験するような音の重なりが沢山聞こえてきた。

特に2日目のle。小川さんとサムさんも参加しての大編成で演奏したあの曲は素晴らしかったなあ。

一旦ここまで、、、

まだ続く